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平賀久生建築研究所 Hiraga Architect & Associates

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対の家
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兵庫県芦屋市*
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説明  
丘の家
対の家 Duo
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 震災で倒壊した亡きご両親の実家跡地に再建された兄・妹の家。2軒の独立した住宅でありながら、あたかも中庭を囲むコートハウスのような構成で包括的に計画されている。北側の全面道路から見ると、わずかに高さの違う一対のキューブのごとく、必要最小限の開口部をアクセントに持つコンクリート打ち放しの立体は、その狭間に設けられたアプローチの奥に、これほど多面的・重層的に展開する中庭が組み込まれていることを想像するのはむずかしい。2軒の家は、この中庭に、各々の場所で視覚的・空間的・機能的に交わり、内部から外部、又外部から内部へと相互に多元的な関係を取り結んでいる。砂利や敷石が敷かれた中庭には、ところどころに思い出の宿る庭石や灯籠も配されており、兄・妹が旧家の記憶と共にお互いの気配を感じながら暮らす場を形成している。   北側全面道路からの全景。二つのボリュームの狭間に共用のアプローチが組み込まれている。 東側の公園道路南寄りから見る。コンクリートと黒く染められたウッドフェンスによる構成。 アプローチ。奥に中庭の一部が見える。 中庭を見る。正面はルーフテラスから廻廊に繋がるコンクリートステップ ルーフテラス廻廊から中庭を見る 中庭夜景。 中庭夜景。
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妹邸リビングルーム。左側南面開口部はテラスと水庭に面し、水庭正面奥に兄邸和室の縁側が見える。コンクリートのフロアには床暖房が埋設されている。 妹邸リビングルームをロフトから見る。 妹邸リビングルームとロフト 中庭・廻廊の夜景 妹邸リビング、ロフトとの繋がり 妹邸バスルーム。坪庭の灯籠は旧家からのもの 妹邸主寝室に付属するサニタリー
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兄邸リビングルーム 兄邸リビングルームからテラス、中庭を介し妹邸ルーフテラスまでを見通した夜景 兄邸書斎から中庭を見る。正面にリビングルーム、右前方に妹邸のロフトが見える。 兄邸和室入口 つくばいと飛石は旧家からのもの 古いものと新しい空間との邂逅 兄邸和室縁側 沓脱ぎ石は旧家からのもの
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主な用途:一対の住宅 Main use:A pair of Residence 敷地面積:180.72 / 178.42m2 Site area:180.72 / 178.42m2 建築面積:108.28 /97.03m2 Building area:108.28/97.03m2 延床面積:177.66/99.75m2 Total floor area:177.66/99.75m2
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Photo:Masao Ikuta
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